サウンド・オブ・ミュージック 3月7日


3月7日(木)は、四季劇場[秋]で「サウンド・オブ・ミュージック」を観劇。

午後1時30分開演。

四季劇場は、「サウンド・オブ・ミュージック」も「ライオンキング」も、学校団体のお客さんがたくさん。浜松町の駅からすでに、劇場へ向かう生徒さんたちが目についただけでなく、観光バスが何台も来ていた。


キャストは、下記のとおり。

マリア: 笠松はる
トラップ大佐: 深水彰彦
修道院長: 秋山知子
エルザ: 西田有希
マックス: 勅使瓦武志
シュミット: 大橋伸予
フランツ: 諏訪友靖
シスター・ベルテ: 久居史子
シスター・マルガレッタ: 保城早耶香
シスター・ソフィア: 西浦歌織
ロルフ: 石毛翔弥
リーズル: 若奈まりえ
フリードリッヒ: 上林龍
ルイーザ: 岡田かな
クルト: 中田浩
ブリギッタ: 岩田唯
マルタ: 池田葵
グレーテル: 黒川胡桃

男性アンサンブル:白倉一成 高林幸兵 林和男 小出敏英 菱山亮祐 藤木達彦 川島創 蛭沼建徳
女性アンサンブル:遠藤珠生 鳥海郁衣 大澤ゆかり 脇野綾弓 長寿真世 辻奈々 有村弥希子 兼田怜奈


岩田唯ちゃんの、ジャンプも回転もしないブリギッタを見ることが出来た。両手を胸の前で組んで、お祈りかお願いをするみたいな感じだった。

先日いただいたコメント(→http://d.hatena.ne.jp/kamuro/20130303/p1#c)の予備知識があったので、あらかじめ期待もしていて、あ!これがそうだ、と思って見ましたが、もし知らなかったら、かなりおどろいたかも。

マックス「ブリギッタ」
ブリギッタ「マックスおじさん。今日はパーティーなのよ」

というこの場面は、音楽が「How Can Love Survive?」になるので、劇団四季版ではマックスとエルザがうたうナンバーが2曲ともカットされているだけに、ブリギッタの演技だけでなく、そういう意味からも印象的である。


「ドレミの歌」のシーンで、ブリギッタがマルタに「マリア先生の言うことわかる?」といって、マルタが「少し」と応えているのが聴き取れた。ふたりのこの会話が聴こえたのは、はじめて(座席が最前列だったおかげかな)。

「ドレミの歌」では、この日は、クルトが最初から「ファ」をうたってしまったので、クルトが「ファ」をうたい損ねて、ブリギッタにマイムで突っ込まれるというおなじみのやり取りがなかった。四季版はトータルでまだ28回(一幕終盤で打ち切りになったステージを含む)しか見てないけど、クルトがはじめから「ファ」をうたった回に遭遇するなんて、これは、かなり貴重なハプニングを見ることが出来たのかも…
もちろん、リピートしているお客さん以外は、全く気づかなかったはず。

クルトとブリギッタといえば、今回公演では、「まもなく」をいう前に、どのクルトもブリギッタのほうを見て、ふたりのアイコンタクトがある。初演のときは、ブリギッタのほうを見ないクルトもいたことを思うと、今回は、「ドレミの歌」の場面で、ふたりのキャラクターや関係性が分かりやすくなっている。クルトがかわいいこともあって、その分、後半での男の子らしさとのメリハリも、より利いているのではないかと思う。

クルトはパーティーのときに、大佐から「あと1曲で最後にするんだよ」といわれて、「あと3曲ぐらい」といっている。(これは、けっこう聞こえて来る)


この7日のステージは、グレーテルが黒川胡桃ちゃんだったので、これで、今回公演の子役24人を見ることが出来て、とりあえずの課題をクリア。

(四季版初演のときは、後から入った子役たちが登場するまでは、2回しか見ていなかったし、その後も、特定の子役ばかり見ようとしたこともあって、結局、40人の子役のうち、7人を見ていない)

今回公演の女の子で、地毛で演じているのは、中村茉稟さん、細川ゆとりさん、三津間奈央さん、吉井乃歌さんの4人ということのようだ。