ハヤカワ「悲劇喜劇」賞


株式会社早川書房と公益財団法人早川清文学振興財団は、2013年1月に、ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を創設する。


ハヤカワ悲劇喜劇賞創設のお知らせ(http://www.hayakawa-foundation.or.jp/higeki_prize/)によれば、

『演劇月刊雑誌「悲劇喜劇」は、早川書房創業者の早川清が1947年11月に創刊し、今年で65周年を迎えます。「悲劇喜劇」をはじめ演劇書の出版を志した早川清は、日本と海外の劇評文化の発展と振興にも心血を注ぎました。この度の『ハヤカワ「悲劇喜劇」賞』は選考委員と批評・評論家の劇評意欲を最も奮い立たせる優秀な演劇作品を顕彰するものです。
毎年1月1日から12月31日までの間に日本で上演された現代演劇が賞の対象で、翌年1月に選考を行い、受賞作を決定します。
受賞作品に直接関わったキャスト、スタッフへ正賞として「悲劇喜劇」創刊号をデザインした盾を、副賞として100万円を授与します。
選考の結果は、「悲劇喜劇」誌上および当財団と早川書房のホームページで発表、併せて各選考委員による演劇批評も掲載いたします。
第一回は2013年1月1日から1年間の上演作品が対象となり、2014年3月に贈賞式を行います。』


選考委員は、今村忠純(日本近代文学 大妻女子大学教授)、鹿島茂(フランス文学者 明治大学教授)、小藤田千栄子(映画演劇評論家)、高橋豊(演劇評論家)の各氏。