「中学生日記」は、3月で終了


日記生の新規募集をしなかったことから、すでに終了や、番組内容の刷新がいわれていた「中学生日記」(NHK Eテレ)が、3月16日の放送で終了することが、NHK名古屋放送局から18日に発表されたという記事から。


http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120118-OYT1T00947.htm(読売新聞)

『名古屋近郊の中学生が出演して、中学生の日常を描いてきた同番組は、1962年に放送を始めた「中学生次郎」を72年に改名して全国放送されてきた。同放送局によると、ここ数年は中学生の番組への関心が薄れ、視聴率は1%ほどだったという。』

http://news.thetv.jp/article/27444/(webザテレビジョン)

後継番組として、4月からは「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」がスタートする。




いま放送中の「中学生日記」は、番組の最初や最後、あるいは途中に、アニメーションのキャラクターが会話して、ドラマの導入や解説っぽいことをしゃべったりしているけど、ふつうにドラマを放送すればいいのに、こういう変ないじり方もかえって番組離れを起こしたのでは。サブタイトルをシリーズでくくってややこしくしたり、先生がとっかえひっかえ登場したりもしていた。
何かテコ入れしないとダメなほどに状況が悪かったのだろうけれど。

そもそも、中学生って、教育テレビでやっている道徳っぽいドラマになんて、むしろ関心がないのが当たり前だよね。(私は自分の中学時代には「中学生日記」をいちども見た記憶がない) こういうドラマは、中学生時代を懐かしく思う大人や、中学生の「いま」の姿に興味があるような視聴者も取り込むようにすればいいのに、放送曜日や放送時間は不親切だし、どんどん見づらくなっていたと思う。