福岡シティ劇場は、「次回が最後の勝負」



12/21(火)付の朝日新聞夕刊(東京)の記事によれば・・・

福岡市内で会見した、劇団四季浅利慶太芸術総監督は、福岡シティ劇場について

10年間という約束で上演してきた。次回公演で最後の勝負をして、その成果を踏まえて今後どうするか考えたい

と語った。


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四季の場合、近年は、四季の会会員である支持層の観客に向けて、会報誌を通して、客入りが悪いと撤退することになるとか、この演目はむずかしいとか、事情説明しつつ会員へも軽く脅しをかけて来るのが面白いところで、このあたりが「劇団」なのかな、とも思う。

もっと割り切って興行に徹すればよさそうなものなのに。地方とはいえ大都市での公演なのに、変に地元密着をアピールした動員活動や、地元出身俳優の起用など、そういうやり方に、時代に逆行する気持ち悪さを感じてしまう。